ハワイ研修

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亀井 渉

働く仲間たちと 働く仲間たちと 卒業式を終えて 卒業式を終えて

「いつか必ず世界屈指のリゾート地であるハワイのホテルで働きたい」
この目標を富士屋ホテルに入社して以来持ち続けていました。そして2003年の4月、入社5年目になってついに念願が叶い、ハワイ研修に参加することが出来ました。

ワイキキビーチの目の前にある4つのシェラトンホテルと、マウイ島のシェラトンホテルが私の研修先のホテルでした。マネジメントトレイニーとして各ホテルのありとあらゆる部署で働き、アメリカのホテルオペレーションやマネジメントを1年半かけて勉強をさせて頂きました。

初めの1年間は、フロント、レストラン、ハウスキーピング、ベルデスクなどのオペレーション部門を中心に研修をし、数千室を超える客室数を持つ大型ホテルが、どのようにして効率的にオペレーションをしているのかを学びました。その後は、ヒューマンリソース、マーケティング、アカウンティング、コントローラーといったホテル経営、運営面をバックアップする部署を中心に研修をしました。その中でも私が最も印象に残った部署は、キャピタル・プロジェクトという設備投資を行う部署での研修でした。ハワイにある5つのホテルとサンフランシスコにあるパレスホテルの設備投資を統括している部署であり、ホテルの商品である建物・施設について詳しく勉強をすることが出来ました。

ちょうど私が研修をしていた時は、シェラトンワイキキホテルの全面リノベーションの真っ最中であり、部屋のデザインや家具について意見を求められたりし、日本人が好む部屋のスタイルを提案させて頂いた機会もありました。このような大きなプロジェクトに携わり、外国人スタッフと一緒に新しい部屋を作っていくことが出来たことは、大変貴重な経験になりました。またアメリカのホテルでは、施設や設備に対する関心度が非常に高く、GMやホテルマネジャーも施設に関しての知識、理解が非常に高いことに驚きました。

約3ヶ月にわたり様々なホテルの設備、施設、メンテナンスを実際の目で見ることができたことは、創業126年を迎えた富士屋ホテルの施設、設備を考えていくうえで大変に勉強になりました。

また異文化の中で仕事をしていると、文化の違いから一体どうしてそうなってしまうのだろうとか、なぜそのように解釈されてしまうのだろうという状況が日々発生しました。例えば自分では親切に手伝ったことが、自分の仕事を取られたという誤解を相手に与えてしまうこともあったり、日本で常識と思っていたことが、全く通用しないことがたびたび起こり、外国人に対して誤解や不信感を抱く時もありました。そのような経験から、文化の違う人達とどのように付き合い、コミュニケーションを取っていくかという異文化コミュニケーションについても深く学べたことがこの研修での大きな収穫の一つでした。

このように平日は、仕事に思いっきり打ち込むことができる分、週末は有意義に過ごすことができました。1年中暖かい気候、どこまでも続く青い空と海、ただビーチに行って本を読んで1日を過ごす日もあれば、様々なパーティーやバーベキューをしたりして、積極的に現地の人達との交流もしました。

また8月には、ハワイ大学のサマースクールにも研修の一環として参加しました。ハワイ中のホテルから集まったホテルマン達と一緒に勉強をすることができたことは、忘れられない思い出になりました。

このような感じで本当に充実した1年半の研修を送ることができました。私にとってハワイで働いた1年半は、たくさんの人に出会い、勉強をして、いろいろなことを考えることが出来た貴重な時間でした。無事に1年半を過ごすことができたのは、ハワイの人達の心からの優しさと笑顔、そして異国の地で常にサポートをしてくれた現地の日本人スタッフの方々のおかげだと思っております。心から感謝の気持ちでいっぱいです。1年半の研修が終わり、帰りの飛行機の中で離れていくワイキキの景色を見たときは、寂しい気持ち以上に言葉に表せないほどの充実感でいっぱいでした。これからは、ハワイでの経験、学んだことを十分に生かしながら、今後のホテルの仕事に取り組んでいきたいと考えています。

(平成16年12月現在)

第12期(平成15年4月〜平成16年10月)
亀井 渉(平成10年入社 文教大学卒)
管理本部総務部人事課 主任

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