アレルギーや宗教上の理由にも
責任をもって対応。

昔から、私の旅行の楽しみといえば旅館の食事。母が調理の仕事をしていたこともあり、自然と料理の道へ、中でもホテルの料理人を目指すようになりました。地元の宮城にも素晴らしい旅館がありますが、仕事が辛くなっても簡単に逃げられないように、敢えて地元から離れた富士屋ホテルを選びました。
1年目はできないことも多く、雑誌の上にタオルを置いて卵焼きを返す練習をするなど、必死に学ぶ毎日。でも2年目から一人で前菜場を担当し、受け身の姿勢から自分で先を読んで動けるようになりました。今は刺場を任せていただいて、魚の処理から刺身を引くところまで行っています。普通よりも早い段階で任命していただいたのでとてもうれしかった半面、生ものを扱うため管理が難しく、大きな責任も感じました。最近はアレルギーや宗教上の理由で召し上がれない食材がある方も多いので、安心して食事を楽しんでいただけるよう食材管理には細心の注意を払っています。

生半可な気持ちでは失礼だから、
つねに「真剣勝負」で。

前に一度、お客様の席に炭火をお持ちし、その場で魚を炙ってお出ししたことがありました。会話をしながら調理の様子まで楽しんでいただけて、とても新鮮な体験でした。普段はずっと調理場にいますが、ロビーや廊下でお客様とすれ違う際に「美味しかったよ」と声をかけていただくこともあり、こうした会話の機会をこれからもっと増やしていきたいと思っています。
多くのお客様は、毎日一生懸命働いたお金で富士屋ホテルに来てくださいますから、生半可な気持ちでは失礼です。自分も働くようになってから、選んでいただけたことの有難さや期待の大きさをつくづく感じます。私にとってのおもてなしは、お客様との真剣勝負。その姿勢や仕事ぶりをお客様からも周囲からも認めていただけるよう成長し、いつか親方(料理長)になることが目標です!

  • 1日のスケジュール
  • OFFの過ごし方

高校の頃に弓道をやっていたのですが、最近また始めて、小田原市の場内弓道場に通っています。スポーツが好きで、実は富士屋ホテルを知ったのも箱根駅伝がきっかけ。以前、寮の周辺をジョギングしている最中に野生動物に遭遇したことも! 箱根らしい体験でした。

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